すきまろぐ。

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20代女子がシン・ゴジラを観てちびりかけた話

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お盆明け実家から一人暮らしの家に戻ってきて、お腹が空いていたので帰省前から冷蔵庫に入れたままだった水(たぶん腐ってる)やサラダ(たぶん腐ってる)を食べてから毎日ビチビチ(下痢)だし、主食は正露丸だし、顔色はおじいさんのようで、、、

 

おじいさんでもうずっとビチビチのくせに、スープの8割が油で出来てるんじゃないかと思うくらいギトギトのラーメンを食べて更にビチビチを悪化させたせいでどこにいても常にトイレの場所を把握しておかなければならなくなり

 

だけど元気に生きようということで、今話題の映画「シン・ゴジラ」を観てきました。

 

普段からジャンル問わず節操無しに映画を観るタイプなのですが、こういう巨大生物系モンスターパニック映画は結構好きでよく観ます。(過去の日本製ゴジラ映画はあんまり観てないですごめんなさい)
同性の友達(女子)はまず誘っても付き合ってくれないけどめげない!しょげない!ないちゃだめ〜!
最近だとパシフィック・リムや、2014年版ハリウッドゴジラジュラシック・ワールドを観ました。どれもCGのリアリティがすごくて、流石ハリウッドといったところでしょうか。リアルタイムに劇場で3D版が観られて本当によかった。テーマパークのアトラクションに乗っているかのようなドキドキとワクワクとゾワゾワ。
怖すぎておしっこちびりそうになったしポップコーンの影に隠れてキャッ怖い★という女子高生のような挙動をし、その直後お一人様だったことを思いだして魔法が解けてただのおじいさんに戻ったりしたのも良い思い出です。


突然どうでもいいエピソードを披露。

 

そして今回のシン・ゴジラについて。
特に映画オタクでもなく評論家でもないただの一般ピーポーが普通に「休みなにする?映画行っちゃう?なんか話題だしゴジラ観ちゃう?」という軽いノリで観に行った感想です。文章力とかボキャブラリーとか期待したらあかん。

 

↓ここから先、映画のネタバレがあるので注意↓

 

 

前半の盛り上がり方がたまらない

東京湾での小さな異変から始まり、徐々に国民の間に不安が広がり、やがて国が動き出し、世界へとパニックの規模が拡大していく、前半の演出がとても私好みでした。

海外のパニック映画ではこの辺りはさらっと流されがちなので、「人間が実際にこういった状態に晒された時にどういう行動をお越すのか」という部分があれほどリアルに、そして詳細に表現できるのはさすが日本映画という印象を受けました。

 

めっちゃエヴァやん

これは一緒に観に行った人が劇場から出た時に放った第一声です。
そして私が次に発した言葉

 

「わかる」

 

わかる。わかりてつや。
私もずっと「そろそろ初号機くる…!?」って思いながら観てたもん。ほんとうにすまない。
エヴァはそんなに詳しくないのですが、仕事でちょくちょく勉強する機会があってふんわり知ってるレベルの私でも出てしまった「それな」。
ただ、すごく良い意味です。BGMやら、作戦名やら、演出やら、エヴァ好き(というかエヴァの世界観が好き)な人にはたまらなかったと思います。
庵野氏が総監督だということを知ってから、やっぱりそうなるとは思っていたし、何より庵野ワールドに期待していたのは事実なので。

 

モンスターパニック+リアリティ

海外のパニック映画ではサラリと流されがちな細かなリアリティや現実味のあるストーリーに加え、今までの日本映画のちょっとアレなCGから一変、しっかりと作りこまれたゴジラ、そして破壊される超高層ビル。特攻する在来線(ぶっちゃけ今作で一番かっこいいシーンだと思う)などなど。それらは、観客のゴジラに対する恐怖を最大限に引き出してくれていたと思います。
もちろんハリウッド映画の超ド級スケールで描かれるハイパーリアリティな巨大モンスター達も大好きですが、そんな中、日本は日本らしい新しい切り口で「こんなんもできるんやで」というのを世界に送り出してくれたのではないかと思います。

 

まとめ

まあなんやかんや言ってみたけど深い考察があるわけでもなくゴジラに詳しいわけでもないのであれですが。
普通にゴジラすごいよかった。面白かった。最後、口に血液凝固剤をちゅーちゅーさせる辺りでめっちゃ笑いそうになったけどそれも含めて面白かった。素晴らしいエンターテイメントだった。ブラボー


そして「終」の文字が画面に出た瞬間、私はトイレに向かってダッシュしました。
なぜなら、日本がゴジラと戦っている間、私はお腹の中で今まさに活動再開せんとするビチビチという名のモンスターと戦っていたからである。
もうねヤシオリ作戦始動辺りから気絶しそうだった。
わりと長い&目を離すと話が分からなくなる系の映画なのでみなさんも体調は万全にして観に行ってくださいね。

 

おわり。